よしながのブログ

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【ネタバレ要要注意】ファンタビ新作を見てきたので新作の感想書く

 

「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」のネタバレあり感想です。

ネタバレありです、まだ見てない方はお控えください。映画館で見た方が100億倍エキサイトできますお

 

 

 

新作「ダンブルドアの秘密」感想

前作を見てからね、これは絶対映画館で見る!と決めていたので早速行ってきました。

時間の関係で吹き替え版を見てきたのですが、字幕見たかったなあ…。

あと、4D?やってる?田舎だとなんにもないのよね。そこが不満だったけど、映画館のでっかいスクリーンで見るのは2Dでもめちゃくちゃ大迫力。終わる頃にはちょっと感動してる始末ですた。

 

1作目から通して言えるのは、世界観が最&高。ローリング女史の頭ん中はマジですげーなって映画を見るたびに思います。映像化した人達もまた然り。

 

あとね、タイトルの「ダンブルドアの秘密」っていい意味で騙されたな~って思ったの。

いや、これはただ自分の先入観のせいだったんだけど。

今までダンブルドアって言えばずっとアルバスを指してたからついてっきり今作もアルバス・ダンブルドア(と、グリンデルバルドの関係を掘り下げる系)の話なんだとばっかり…。

ところがどっこい、ダンブルドアってアバーフォースとクリーデンスの話かーい!

 

妹を殺してしまった、という告白を"ダンブルドアの秘密"というには語られるタイミングが早すぎたし、クリーデンス(アウレリウス)はアバーフォースの息子だった、という方なんだろうと思いました。

 

あるいは、アウレリウスの事、妹を殺してしまった事、アバーフォースの恋人の件についての相談に乗れなかった事、グリンデルバルドとの事全てをひっくるめて"ダンブルドアの秘密"だったのかも。

 

前作からの流れなので、どー-してもストーリーは重たくなりがちなのかなって思ったけど、魔法動物がいい感じに中和してくれてたね。

 

あと、個人的にはニュートとテセウスの仲がちょっと良くなってるのがツボでした。

前作でこっそり「見張られてるぞ」って教えてくれたり、お兄ちゃんサイドからは歩み寄りの姿勢はあったんじゃないかなーって思います。その場に引きずり出したのもお兄ちゃんなのでプラマイゼロだけどw

 

冒頭のあたりのダンブルドアとのシーンとか、牢獄っぽいとこに囚われてるテセウスを助けに行くところとか、なんか安心しますね。完全に不仲じゃないんだなって思えて。

それにしてもマンティコアダンスの所は思わず吹き出しましたね。お客さんが周りに居なくて良かったです。

ニュートから注意されておとなしく従ってるテセウスのシーンはおもしろすぎた。

歩み寄れた背景にはリタの死があるのかもって思うと複雑だったけど。

 

あとは…もう…今作から二フラーがテディって呼ばれてて感無量で…。

ピケットはずっとピケットって呼ばれてたし、1作目のサンダーバードもフランクって呼ばれてたし、もしかしたらテディって聞き洩らしてたのかも。わからん。

名前がつくと愛着倍増だよね。マジでかわいかった。

 

あと、ピケットがめちゃくちゃ苦労人で思わず涙が…。

牢番のおっさんの目を盗んでなんとか脱出しようとするシーンのかわいさとおもしろさときたら。シリーズ随一ですよ、ほんと。

 

あと降板になったジョニー・デップの後に来たマッツ・ミケルセンね。ヤバイ。

最初からマッツ氏をキャスティングしてくれてたら良かったんじゃない?ってくらい。

ジュード・ロウと並ぶと画面の圧がやばい。

 

ジョニー・デップは見たまんまのやべーやつ、マッツ・ミケルセンは一見わからないけど近付くとわかるインテリ系やべーやつって感じ。

 

今作から残り2作もマッツ・グリンデルバルドなんだと思うとこれは映画館に通わねば…!と思ってしまいますね。そんくらいやばい。

 

冒頭のダンブルドアとのシーンから既に緊張感がやばい。こちらはただの観客なのに、こっちまで萎縮しそうなくらいでした。

 

以降も基本やべーやつって感じで、特に麒麟の子を抱いて蘇生させるシーンのマッツはやばかった。新たな性癖が開眼してしまうのでは?って思った。サスペンダー萌え…?

 

ダンブルドアとの魔法で戦うシーンも今までとはダンチ。強者同士の争いマジぱねえっす!

終わりにかけてのコワルスキーを拷問する所は、あれヴォルデモートなら即殺で取り返しのつかないようにクイニーをきちんと闇落ちさせてたんじゃないかなって思った。

グリンデルバルドはあくまで弱者になりつつある魔法使いの味方的なスタンスとってるから過激なことはしないっていうのもあったのかな

 

グリンデルバルド以外でもブータンのあたりは不満もありつつ良い所もあるみたいな感じ

追いかけっこのシーンとかが良い所ね。

鞄からパンがとめどなくあふれてきたり、スニッチとクァッフルが飛び出してくるシーンとか、光がバシュン!バシュン!するだけが魔法じゃないなって思えて良かった。

 

悪い点というか気になった点で言えば、今作は空気キャラが多いな~ってこと。

まずニュート。全体的に空気だったなー

ダンブルドアさんちのアレコレと、コワルスキーがクイニーを取り返すことが主軸になってて、ニュートは麒麟が居たからこの映画に居るって感じだったかも。

ティナも最後の結婚式のシーンでようやく登場だったし。メインキャラではなかったのかな…?前作まででトップクラスにヘイト稼いでたけど今作は空気すぎて情緒がジェットコースターよ。

 

あと、これはほんと耳の問題なんだろうけど、森川さんの吹き替えが「グリン↓・デル↓・バァ↑ルド↓」って聞こえるんだよね。名前に3つのアクセントがついてるみたい。

遥か昔にこういうアナウンスをちょっとだけやってたことがあるんですけど、講習会で先生に「人名にはアクセントをつけない」と言われたことがあるので毎回違和感ではありました。監督さんはOK出したんでしょうから文句をつけることではないのですけど。

 

ナギニに至っては名前すら登場せず。前作であんなにクリーデンスを引き止めてたのに…。かわいそうな女性でした。

歴史的にはこのあと呪いのせいで人間に戻れなくなって、ヴォルデモートと出会うことになると思うんですけど、そこの過程が謎のまま終わるのはやめてほしいとこです。

次作には出てくれるかしら。

 

あとはなんていうかこう、ストーリーのちぐはぐさ?ところどころダイジェストみたいになってるんだよね。

 

ハリーポッターの時からあったよね?小説に書いてなかっただろうキスシーンを入れてほかの原作シーンをカットしたりとか。

ファンタスティックビーストも、ストーリーが飛んでない?ってとこと、もう少し掘り下げてほしかった、説明してほしい、みたいな所が散見されるんですね

 

今作で言えば麒麟とかアウレリウスのあたりとか、ブータン以降の展開とか。

あと、助手さんの説明がいろいろ足りない気がするんですよね。あの人、前作も出てた助手さんで合ってる?ブータンの組織?みたいなとこの人だったの?ただの変装?

意味ありげだったけど結局ただ今回一番の影の苦労人ってだけ?うーんわからん。

 

それでも、おもしろい、かわいい、みたいな満足した気持ちの方が大きいので今回も映画館で見てよかったなーって思いました。

この映画の見所はいろんな魔法動物ですね。最高です。

 

dTVの特典映像で、制作スタッフさんが「魔法動物が実際の生き物のように見えたら嬉しい」みたいなことを言ってましたけど、あれ絶対生きてる。すごい。

ヒッポグリフとかサンダーバードとか…あの辺の生き物が特に好きです…

 

全体的に、クイニーを取り戻すためのコワルスキーの大冒険っていう感じがしなくもなかったですが、この2人が幸せになってくれないとヤダヤダヤダー!!って感じで映画館に行ったのでむしろ結果オーライです。

最後の結婚式のシーンはちょっと泣いた。よかったねクイニー(´;ω;`)

コワルスキーさんもめちゃくちゃ幸せそうでよかった(´;ω;`)

 

売上が芳しくなかったら次回作、次々回作はおじゃんかもなんてネットニュースがあがってて、激おこなんですけど、今作はもしかしたらそういうのを意識したのかなって思いました。

終わりがキレイすぎる。いや、それ自体はいいことです。

 

さすがに日記として長すぎる文字数になってきたのでこの辺で終わります。

次回作も絶対見に行くからお願いだから映像化してね…。

 

余談ですが、映画館でピンバッジを買ったのですが、色がついてない方の二フラーが当たりました。ベビーニフラーかな?

マー------ジで嬉しい。どこにつけようか悩んでます。